介護は、ある日突然始まることが多いものです。
親が倒れた、入院した、急に一人での生活が難しくなった──
そんな状況で「何から手をつければいいのかわからない」と感じるのは、決しておかしなことではありません。
この記事では、介護が始まった“初日”に家族がやるべきことを、できるだけシンプルに整理します。
すべてを完璧にやる必要はありません。
「これだけ押さえておけば大丈夫」という視点でまとめました。
介護が始まった初日にやることが大切な理由
介護の初日は、家族も本人も気が動転しやすいタイミングです。
この時期に無理をしすぎたり、逆に何も決められないまま時間が過ぎたりすると、あとから負担が大きくなりがちです。
初日に大切なのは、
- 今の状況を把握すること
- 最低限の安全と生活を守ること
- 一人で抱え込まない土台を作ること
この3つだけです。
まず確認したい本人の状況と安全
最初に確認したいのは、本人の安全と生活の継続が可能かどうかです。
- 食事・水分は取れているか
- トイレや移動に危険はないか
- 薬は正しく飲めているか
- 夜間に一人で過ごしても大丈夫か
ここで重要なのは、「できる・できない」を冷静に見ることです。
無理に今まで通りを続けようとせず、少しでも不安があればサポートが必要な状態だと考えて問題ありません。
家族内で必ず共有しておくこと
介護が始まった初日は、家族内の情報共有がとても重要です。
- 今、誰が主に対応しているのか
- 本人の状態はどうか
- 連絡の窓口は誰にするのか
特に「誰が判断するのか」を決めておかないと、
後から意見が食い違い、家族関係がギクシャクする原因になります。
完璧な役割分担は不要ですが、
窓口だけは一人決めることをおすすめします。
役所・医療機関への連絡は「準備だけ」でOK
初日にすべての手続きを終わらせる必要はありません。
この段階では、情報を集める準備ができていれば十分です。
- かかりつけ医や病院名
- 介護保険証の有無
- 住んでいる市区町村の窓口
「どこに相談すればいいのか」を把握するだけでも、
翌日以降の動きが大きく変わります。
初日は「全部やろうとしない」ことが一番大切
介護が始まった直後は、
「自分が頑張らなきゃ」
「迷惑をかけたくない」
そう思って無理をしてしまう人が少なくありません。
でも、介護は短距離走ではなく、長く続くことが多いものです。
初日に力を使い切ってしまうと、心も体も持ちません。
- 決められないことは後回しでいい
- 不安なことはメモしておけばいい
- 今日は“状況を知る日”でいい
そう考えてください。
介護の初日は「正解」を出さなくていい
介護が始まった初日に、正解を出す必要はありません。
むしろ、迷っている状態こそが普通です。
この記事を読んで、
「これだけやっておけば大丈夫なんだ」
そう思えていれば、それで十分です。
次にやるべきことは、少し落ち着いてから考えていきましょう。
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