介護中、イライラしてしまう自分がつらい
介護をしていると、
思わずイライラしてしまう瞬間があります。
- 同じことを何度も聞かれる
- 思うように動いてもらえない
- 自分の時間がなくなる
- 感謝されていないと感じる
そしてそのあと、
「こんなことでイライラするなんて最低だ」
と、自分を責めてしまう人も少なくありません。
でも、まず知ってほしいのは、
介護でイライラするのは珍しいことではない ということです。
なぜ介護ではイライラしやすいのか
介護のイライラは、性格の問題ではありません。
環境と状況が重なって起きるものです。
理由① ゴールが見えにくい
仕事や家事と違い、
介護には「終わり」が見えにくい特徴があります。
- いつまで続くかわからない
- 頑張っても成果が見えにくい
この不透明さが、
知らないうちに心の余裕を奪います。
理由② 感情を出しにくい関係性
介護の相手が親や家族だと、
- 強く言えない
- 弱音を吐きにくい
という状況になりがちです。
我慢が続くと、
小さなきっかけで感情があふれてしまいます。
理由③ 「ちゃんとやらなきゃ」という思い
介護は責任感の強い人ほど、
一人で抱え込みやすいものです。
- 自分がやらなきゃ
- 手を抜いちゃいけない
この思いが強すぎると、
心がすり減ってしまいます。
イライラしてしまう自分を責めなくていい
ここで大事なのは、
イライラ=愛情がない、ではない ということ。
むしろ、
- 真剣に向き合っている
- 責任を感じている
からこそ、感情が動くのです。
イライラしてしまう自分を、
「ダメな家族」だと決めつける必要はありません。
気持ちが少し楽になる考え方
① 完璧な介護を目指さない
介護は、
完璧にやろうとするほど苦しくなる ものです。
- 今日はここまででOK
- できない日があってもいい
と、自分に優しくしてあげましょう。
② 感情と行動を分けて考える
イライラしても、
暴言や放置をしていなければ問題ありません。
「イライラしてしまった」
それ自体を、必要以上に責めなくて大丈夫です。
③ 一人で抱え込まない
介護は、
一人でやる前提のものではありません。
- ケアマネに相談する
- 家族と役割を分ける
- サービスを使う
頼れるところを増やすことは、
逃げではなく“調整”です。
こんなときは要注意サイン
もし次の状態が続いていたら、
少し立ち止まるタイミングかもしれません。
- 眠れない
- 些細なことで強くイライラする
- 何をしても楽しくない
- 誰にも会いたくない
これは「弱さ」ではなく、
疲れがたまっているサイン です。
まとめ|介護でイライラするのは自然なこと
介護中にイライラしてしまうのは、
珍しいことでも、恥ずかしいことでもありません。
大切なのは、
- 自分を責めすぎないこと
- 完璧を目指さないこと
- 一人で抱え込まないこと
介護は、
家族の人生も続きながら進んでいくものです。
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