介護施設を検討するとき、必ず渡されるのが「重要事項説明書」です。
ですが、専門用語が多く、内容も細かいため、流し読みしてしまう人も少なくありません。
しかし、この書類には
入居後の生活や費用に直結する大切な情報が書かれています。
この記事では、介護施設の契約前に確認すべき重要事項説明書のポイントを、できるだけわかりやすく整理します。
重要事項説明書とは何か
重要事項説明書とは、
施設の運営内容や費用、サービス内容などを記載した正式な説明書類です。
入居契約前に交付・説明されるもので、
後から「聞いていなかった」というトラブルを防ぐためのものでもあります。
つまり、
契約書と同じくらい大切な書類です。
まず確認したい「費用」の内訳
特に注意したいのは、費用に関する項目です。
確認すべきポイントは次の通りです。
- 入居一時金の有無
- 月額利用料の内訳
- 追加費用が発生する条件
- 医療対応にかかる費用
月額費用が安く見えても、
オプションや加算で総額が大きく変わる場合があります。
「基本料金」だけで判断しないことが重要です。
解約条件と返金規定は必ず読む
意外と見落とされやすいのが、解約に関する項目です。
- 退去時の手続き
- 違約金の有無
- 入居一時金の返金計算方法
将来的に転居や医療体制の変更が必要になる可能性もあります。
「万が一やめる場合」を想定して確認しておくと安心です。
医療・看取り対応の範囲
施設によって、医療対応の範囲は異なります。
- 夜間の看護体制
- 医療処置への対応可否
- 看取りの対応方針
「何かあったとき、どこまで対応してくれるのか」は
事前に必ず確認しておきたいポイントです。
口頭説明と書面が違う場合の対応
見学時の説明と、書面の内容が違うと感じた場合は、
その場で確認することが大切です。
- 曖昧な表現は質問する
- 口頭説明もメモに残す
- 不明点はそのままにしない
即決する必要はありません。
「一度持ち帰って検討します」と伝えて問題ありません。
不安があれば第三者に相談する
契約に迷いがある場合は、
- 地域包括支援センター
- 市区町村の介護相談窓口
- 家族や第三者
に相談することも検討しましょう。
契約は焦ってするものではありません。
まとめ
重要事項説明書は、
単なる形式的な書類ではありません。
- 費用の詳細
- 解約条件
- 医療対応の範囲
これらを冷静に確認することで、
後からのトラブルを防ぐことができます。
わからないことがあれば、
遠慮せずに質問する。
それが、安心できる施設選びにつながります。
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