介護が始まると、家族は時間にも気持ちにも余裕がなくなります。
そんなタイミングを狙った詐欺や契約トラブルは、実際に少なくありません。
「うちは大丈夫」と思っていても、
焦りや不安の中では冷静な判断が難しくなることがあります。
この記事では、介護中によくある詐欺やトラブルの事例と、その防ぎ方を整理します。
知っておくだけで防げるケースは多くあります。
なぜ介護中はトラブルが起きやすいのか
介護が始まると、家族は次のような状況になりやすいです。
- 急な入院や退院で判断を急がされる
- 「早く決めないといけない」と焦る
- 医療や制度の知識が十分でない
この“判断力が落ちているタイミング”が、トラブルにつながりやすい理由です。
よくある詐欺・トラブル事例
1. 高額なリフォーム契約
「このままだと危険です」と不安をあおられ、
相場より高い金額で工事契約をしてしまうケースがあります。
特に、手すり設置や段差解消などの名目での契約は注意が必要です。
2. 不透明な介護施設の契約
説明が不十分なまま入居契約を急がされるケースもあります。
- 解約時の違約金
- 追加費用の条件
- 医療対応の範囲
これらを十分確認せずに契約してしまうと、後で大きな負担になることがあります。
3. 不審な訪問販売や電話勧誘
「介護用品が必要では?」
「今なら割引です」
こうした勧誘が増えることもあります。
必要なものは、状態がはっきりしてから検討すれば十分です。
その場で決める必要はありません。
トラブルを防ぐために家族ができること
その場で即決しない
どんなに急かされても、
「一度家族で検討します」と伝えて問題ありません。
即決を迫る業者ほど、注意が必要です。
契約前に必ず書面を確認する
口頭説明だけでなく、
必ず書面で内容を確認しましょう。
特に金額や解約条件は、細かくチェックすることが大切です。
第三者に相談する
迷ったときは、
- 市区町村の相談窓口
- 地域包括支援センター
- 消費生活センター
など、公的機関に相談することができます。
一人で判断しないことが最大の予防策です。
不安を感じたら立ち止まっていい
介護は、ただでさえ負担の大きい状況です。
その中で不安をあおられると、正常な判断が難しくなります。
「少し怪しいかも」と感じたら、
その直感を無視しないでください。
急がなくても大丈夫なことは、実はたくさんあります。
まとめ
介護中に起こりやすいトラブルは、
- 高額リフォーム契約
- 不透明な施設契約
- 訪問販売や電話勧誘
などが代表的です。
共通しているのは、「急がせる」「不安をあおる」という特徴です。
焦らず、
一人で抱え込まず、
必ず確認する。
それだけで防げるケースは少なくありません。
次に読むおすすめ記事
- 介護施設の重要事項説明書とは?契約前に確認すべきポイント
- 介護が始まった初日にやること|家族が迷わないチェックリスト

