介護認定の流れをやさしく解説|初めてでも迷わない全ステップ

介護が始まる前に知っておきたい流れと準備をイメージした家族介護の写真 介護の流れと準備

介護認定って、何をするもの?

介護について調べ始めると、
必ず出てくるのが「介護認定」という言葉です。

でも実際には、

  • 何を申請するの?
  • 誰が判断するの?
  • どこまでやれば介護サービスを使えるの?

と、流れが見えずに不安になる方が多いです。

介護認定とは、
介護保険サービスを利用できるかどうかを判断するための手続きです。

難しそうに聞こえますが、
流れを分解すると、やることは意外とシンプルです。


介護認定の全体の流れ(まずはざっくり)

介護認定は、次の5つのステップで進みます。

  1. 市区町村へ申請
  2. 認定調査を受ける
  3. 医師の意見書が作成される
  4. 要介護度が決まる
  5. 介護サービスの利用開始

ここから、それぞれを順番に見ていきます。


① 市区町村へ申請する

最初に行うのは、
住んでいる市区町村への申請です。

申請は、本人だけでなく、
家族やケアマネジャーが代行することもできます。

この時点では、
「本当に介護が必要かどうか」
が確定していなくても問題ありません。

👉 「もしかして必要かも」
と思った段階で申請してOKです。


② 認定調査を受ける

申請後、
市区町村から調査員が自宅や施設を訪問します。

これが 認定調査 です。

調査で見られること

  • 日常生活の動作(歩行・食事・入浴など)
  • 認知面の状態
  • 介護が必要な場面

ここで大切なのは、
できないことを無理に頑張らないこと

「普段どおり」を正直に伝えることが重要です。


③ 医師の意見書が作成される

認定調査と並行して、
主治医が医師意見書を作成します。

これは、
病気や身体状況を専門的に判断するためのものです。

家族が何かを書く必要はなく、
市区町村が医師に依頼します。


④ 要介護度が決まる

調査結果と医師意見書をもとに、
要介護度 が決まります。

主な区分は次のとおりです。

  • 要支援1・2
  • 要介護1〜5

数字が大きいほど、
介護の必要度が高いことを示します。

結果は、
申請から おおよそ30日前後 で通知されます。


⑤ 介護サービスの利用開始

要介護認定が出たら、
すぐに介護サービスを使うわけではありません。

次に行うのは、
ケアマネジャーとケアプランを作ることです。

  • どんなサービスを使うか
  • どのくらいの頻度か
  • 在宅か施設か

これを一緒に整理し、
はじめて介護サービスがスタートします。


よくある質問(Q&A)

Q
認定を受けたら、必ず施設に入らないといけない?
A

いいえ。
在宅介護を続ける選択もできます。

Q
認定を受けたら、お金がたくさんかかる?
A

必ずしもそうではありません。
介護保険を使うことで、自己負担は抑えられます。

Q
認定されなかったら終わり?
A

状態が変われば、
再申請・区分変更も可能です。


まとめ|介護認定は「入口の手続き」

介護認定は、
介護を始めるための「ゴール」ではなく、
支援を受けるための入口です。

  • 迷ったら申請していい
  • 流れは順番通り進む
  • 一人で抱え込まなくていい

このことを知っているだけで、
介護への不安は大きく軽くなります。

次は、
👉 「介護認定後に何をするか」
👉 「ケアマネジャーとの関わり方」
を知っていくと、さらに安心です。